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2015年8月 6日 (木)

「観光」を誌名に含む、戦前の観光の雑誌類

ふと思ったこと。観光をして観光をする人を呼ぶ。観光が光を示すという[おかしな]意味を持つのなら、こういう文があり得るのだろうか。
余談はさておき。

明治10年頃に創刊された『観光小誌』は詩歌雑輯で、明治13年創刊された『観光雑誌』は教育衛生に関するもののようで、観光とは関係がありません。

既に紹介した、吉田初三郎の観光社から発行された『KWANKO(観光)』・『観光春秋』より後のもので、1冊以上現物を見たものを紹介します。
国際観光協会による『国際観光』(後に『観光』:国際観光協会・日本観光連盟)は除きます。

『観光』 京都観光社発行 昭和3年創刊

国際 観光』 国際観光株式会社(同社内国際観光協会)発行 (昭和3年創刊 ※巻数からの推定)
  ※「国際」の文字は小さく書かれています。「宣言」の中では「雑誌『観光』の発行」と謳われています。
  ※「観光旅行会」という旅行倶楽部を組織しています。

『観光』 ツーリスト・タイムス社発行 (昭和7年創刊 ※巻数からの推定)

『観光世界』 日本観光時報社・日本観光協会発行 (昭和7年創刊 ※巻数からの推定)
  ※「日本観光協会」は旅行倶楽部です。

『観光の九州』 観光の九州社発行(九州旅館組合連合会機関誌) 昭和7年創刊

『観光』 名古屋旅行協会(名古屋観光事業株式会社内)発行 (昭和11年創刊 ※巻数からの推定)

<鉄道省の地方鉄道局発行のグラフ誌>

『観光ニュース』 大阪鉄道局発行 昭和9年創刊

『観光グラフ』 名古屋鉄道局発行 (昭和11年創刊 ※号数からの推定) 

『新鉄の観光』 新潟鉄道局発行 (昭和12年創刊 ※号数からの推定) 

上記からだけでも、観光が盛んだったことがうかがえます。

(2015.8.6)

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