« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005年11月 6日 (日)

人(牛)が生み出した自然の風景

美しい自然風景は、すべて自然が創り出したものと思われがちですが、実際には人の営みが加わってできた風景も少なくありません。
雲仙のツツジの風景は放牧によりできたものでした。牛がツツジを食べなかったおかげでツツジが残ったわけですが、放牧をやめたら他の植物が育ち、ツツジは減少してしまいました。hittori2
写真の櫃取湿原(岩手県)も放牧が生み出した風景です。日本短角牛が今でも放牧されています。
県の自然環境保全地域に指定されたときに、湿原を守るためという理由で一時放牧を追い出したことがあるという話を聞いたことがありますが、ここの風景がどのようにできたものかを理解していない人によって決められてしまったのでしょう。
春にはミズバショウの群落が見られるところです。hittori1
放牧されている日本短角牛は雌牛の中に1頭雄牛がいて、放牧している間に子供をつくります。放牧されているときは、雄牛には一応気をつけてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »