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2005年7月 4日 (月)

観光のはじまり

観光というのは、単にどこかへ出かけて行くことではありません。日常の居住域を離れ(昔はこれを“旅”あるいは“旅にある”と言いました)、自由な時間(余暇時間)の中で、訪れた地域の風景や文物、人などに出会い様々な体験をして、感動したり、楽しんだり、新たな発見をしたりなどすることで、それにより体験者の精神や肉体にプラスの効果がもたらされるものです。したがって、観光は精神的な部分が関わった行為なので、外観や単なる足跡からは捉えることができません。

「観光のはじまりはいつか」という問いに対し、「人類の誕生後間もない頃からあったと思われる」とか、「動物も観光をすることがあるらしい」とかいうような答えは意味がありません。なぜならば、証明できないからです。
観光が精神的な部分に関わる行為である以上、ある行為が観光かどうかは、文字によって表現されない限り判断できません。つまり、観光のはじまりは、“文字を持った文明の発生以降”ということになります。

では、現在わかっている最も古い観光の記録はいつか?
それは古代エジプトの時代に認められます。巨大建造物に残された落書き(グラフィティ)にあります。

今は落書きはいけませんが、当時の落書きが記録を残してくれました。今は落書きの変わりにノートなどをおいて、記念に書き込めるようにしていますが、旅先で記念に何かを残したいという欲求を満たす一つの方法といえます。

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